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東北を見る いわき〜帰還困難区域 [東日本大震災]

前回からの続き。

2日目は、国道6号線を北上し福島第一原発、仙台、石巻、そして気仙沼を目指す。

常磐道を高速で通過しても、広野〜南相馬間は車内で0.37μSv被曝(つまり、年間積算被曝量1mSvの目安である毎時0.11μSvの被曝量を、この区間を走行する1時間足らずの間で0.26μSvオーバーする)。最も放射線量の高い箇所は5.8μSv(年間積算被曝量約50.8mSv、都内の116倍)。
国道6号に至っては、富岡町〜南相馬(帰還困難区域区間)はバイクや原付、自転車での通行は禁止されている。

しかし僕らはもうアラフォーであり、今回の滞在期間では健康に被害が及ぶ可能性は小さく、ストロンチウムなどの放射性物質が高濃度で身体に付着するようなことがない限り害は少ないと判断し、帰還困難区域での外出、撮影も行った。

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2日目、朝風呂の後、午前7時過ぎには宿を出る。
民宿ひろのという名のアパートのような原発作業員?宿舎。

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道の駅ならはは営業停止中。

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竜田駅へ向かう交差点。常磐線は現在竜田駅が終点となっている。

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竜田駅近くで営業していたファミリーマート。
ここで働くのはどんな気分なのか。
そして、どの程度の給与を得ているのか。

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福島第二原発入り口。

何処までいけるか行ってみる。前方は原発作業員の送迎バス。
「通学児童に注意せよ」
児童どころかほとんど人の住まないゴーストタウンに何たる皮肉。

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検問。
当然のごとく、通行証をもたない僕らはここでUターン。
マスク1枚でここに立ち続ける警備員(警察?)はどんな気持ちだろう。

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ただ戻るのも芸がないので、少し脇道に逸れてみる。

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放置された田畑。

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汚染水タンクの建設予定地?
中間貯蔵施設の建設予定地?
何にせよ、こういった盛り土をした箇所はいくつかあった。

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コンビニの廃墟。

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信号は黄色く点滅するのみ。

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検問。
ここから先は車以外進入禁止の帰還困難区域。
年間積算被曝量50mSv以上。
つまり、国際的な基準値(年間1mSv)の50倍以上。
基本的には車外へ出ることも禁止だという。

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<福島第一原発へ続く>
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