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東北を見る 気仙沼〜三陸道〜常磐道 [東日本大震災]

前回からの続き。

11時をまわったところで、帰路に就きます。
道の駅大谷海岸は津波で流されてしまった施設。
現在は営業を再開している。

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ここにも献花台があった。
さらば気仙沼。

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帰りも、こういった標識を何度も見ながら走ります。

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少し内陸へ。登米市方面へ向かいます。
緑がきれい。

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涌谷町、わくや天平の湯の前を通る。なんかかわいいキャラクターだ。

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何もない田園地帯が続いた。
真冬に来たら素晴らしい雪の絨毯だと思う。

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三陸道に乗る。

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仙台東部道路、常磐道よりも海寄りの場所は津波でやられた場所も多く、
4年経った今でも痛々しい思いがした。

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さあ常磐道だ。

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常磐道は本当に緑がきれいだった。
この日は前日とうって変わって快晴だったこともあり、尚更緑が際立った。

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本当に緑がきれいで、そんな素晴らしい自然を人間は汚染してしまった。

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常磐道、浪江双葉IC付近。ほったらかしの田畑。

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主のいない家。

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この日(5/5)、常磐道で最も線量の高い地点はここ。
5.5μSv/h。

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帰宅後にネットで線量をチェックしたところ、
双葉市街のモニタリングポスト(国道6号より内陸側)は
当時3μSv/h前後で、常磐道の方が線量が高いのが不思議だった。
除染の効果なのか、モニタリングポスト設置位置の問題なのか。
ちなみに5/19は双葉市街は5〜16μSv/hと非常に高くなっている。
なぜ?

常磐道の上から見える福島第一原発。
かなり離れているが、昨日と全く違って快晴なので、とてもよく見える。

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もう1枚。
緑の向こうに小さく見える、地球史上最も汚い汚染物垂れ流し施設。

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そしてこの日驚かされたのは、
常磐道周辺の至る所に放置された、除染により出た汚染土。

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使用済み核燃料どころか、汚染土の行き先さえ決まってないのに、
何がふるさとへの帰還か。本当に憎々しく見える。

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この周辺の放射線量は2.4μSv/h。

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ようやく出てきた安全?なパーキングエリアで休憩する。
この地点の線量は0.1μSv/h。除染したんだろう。
普通に子供も外へ出ていたが…

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太陽の光がまぶしかった。

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この後、何度か渋滞に引っかかるも、思ったほどのロスもなく帰ることができました。

今回の旅は観光半分取材半分だったけど、見たかったものが見れて僕的にはとてもいい旅になった。
気仙沼や、そこからさらに北の地域にもまた行きたいと強く思った。
いろんなことを感じ、いろんなことを考えた旅でした。
ここで見たものはずっと忘れないと思う。

最後に、この旅に付き合ってくれた友人、家で気長に待ってくれた奥さんに感謝して、このレポートを終えたいと思います。

最後まで読んでくれた皆さま、ありがとうございました。
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